明治二十一年一月
沢田宮次郎三十四才身上願

さあ/\一時尋ねる/\。聞いて一つの話々、二度三度尋ねる。めん/\一時たすけ一条の心という。たすけ一条には誠無けりゃならんと、めん/\身の処で話し、話を聞いて身を速やかとする。それより内々心速やかとして勇む日をある。めんめん内々話し話をして、内々真に治まりを無けりゃならんと。さものうてはたすけ一条の邪魔になる。内々話を聞かし、いつとも言わん。内々心置き無う。そこで世界心通りを映してある。それ世上見てめん/\たんのうせよ。たんのうを誠。誠は天の理なら直ぐ受け取る、と諭して置く。

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