明治四十年六月七日(陰暦四月二十七日)午前九時
教長より、各分支教会長も帰り居りますし、本部員一同かんろだいへ今夜十時より十二下り本勤め致しまして本席御身上を速やかになって下さるよう願い上げます
それは十分で、十分の十分であるが、長らえて踏ん張るというように行かん。ついついの事情に踏ん張らしたる。そうして今度は、一日の日否や直きに出る道に成ってあった。
どうしょう、少し踏ん張るとした処、達者でやる事出来んで。これだけ言うて置く。まあこれだけ一点打って印してくれ。後は身が堪えられんから、出来んと言うのや。もうよいから、あっちへ行ってくれ。