明治四十年六月六日(陰暦四月二十六日)午後十時
本席御身上激しくに付、教長初め本部員一同出席の上、教長より御苦しう御座いますか、と申し上げ下さる
(本席より御苦労で御座りますと申されて後)
今日の型通りにして明日朝九人運ばして、それを運べたら、又三人五人ふやして、二席ぐらいにして運ばしてくれ。
事情の処は、願通り速やか許す、と、それでよい。後はそれでよい。
わしも食事喰べられんので、又、喰べられるように成ったら運ばして貰うから、喰べられんから、そう思うて貰わんならん。
今晩はそれだけや。
まことに/\。
教長初め一同手を打ち下さる
(本席よりやすんで貰うてくれと仰せらる。)(本席よりやすんで貰うてくれと仰せらる。)