明治四十年四月十三日(陰暦三月一日)朝六時半
御話、本席身上御障り厳しくに付、平野楢蔵より御身上切のう御座りますか皆こちらへ呼びますと申し上げ、しばらくしてから御諭

さあ/\まあ/\、だん/\といろ/\と長らえて、道もどうやらこうやら道をして道を付け、あちらこちら結ぼれ/\来た。あら/\ほどけ、一寸これで道も安心と思う。もう明日はどうであろう/\と思う。明くればどうであろう、だん/\身の処どうなろうと皆思う処、さあ/\又えらい事言い掛ける。小さい事は言わん。小さい事は皆出来ても知れたもの。大きい事は七分出来ても大きいもの。これは一寸話の掛かりや。さあ/\もう何でも彼でもどうでもこうでも話し掛ける。仮家普請これ第一。どうでもこうでも、まあ/\大半々々やしきの割り方/\。さあ今日は一寸これだけ話し掛けて置こう。

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