明治四十年四月十一日(陰暦二月二十九日)午後四時半
昨日を以ておさしづの処も大抵運び方付きしよう思いますが、本席の御身上未だ速やかなりませんが、何か道の上御知らせ下さる事ありますか願
さあ/\/\だん/\と前々以て事情諭したる処、それ/\あら/\取り決まり、又事情さあ/\内々一つ事情はそこい/\の事情、これで取り決まり、そんなら明日からどうしょうと皆々待ち居る。それに昨日より今日は身上重い。どうなろうとそれ/\だん/\の処話十分伝えたる。十分に守ってくれる。そんなら身上々々と言う。立て合い/\、立て合いの中それ/\の取り決まり、皆々それ/\思うようである。これから違わぬ心が思うよう。これよく心に皆治め。席はどう言うも一日未だ悪い処、皆々想像する。そりゃそうやない。長々の疲れと言う。その中に自由さして見せたる。これまで分かるやろう。さあ一寸には行かんなれども、別にどうこうは無い。案じる事要らん、案じてはならん。未だ/\半端の中である。未だ未だ神がどうでもこうでも連れて通らにゃならん。そこで案じる事要らん。なれど一寸速やか、一日二日は行かん。よう一つ理聞き取れ。若い者なら夜を日に次いで通る。五日十日はどうでも行けるなれども、若い者の二つ三つも倍になったる。十日半月の事、三十日四十日にも向かう。これだけ一寸諭し置くによって、皆々その心を持ってくれ。
同日続いて梶本ミキヱが身上の障りに付、三日三夜の御願申し上げ、その後にておさしづを仰ぐ事、教長へ申し上げし処、本席の御身上も未だ速やかならず、殊に個人の事故との事も申され、又お爺いが身上速やかになったら御願い申せとの事であります、と申し上げ
さあ/\もう尋ねるやろう/\。一寸尋ねる処話伝えて置こう。よう聞き分けにゃならん。未だ諭し掛けやで。どういう理であるなら、皆々心が困る/\。皆理で心困る。心病んで果たする、身を病んで果たする。事情一時一寸には行かん。夢であったろうというようには行かんなれども、案じる事要らん/\。遠い所へやるという事必ず思うな。何人あったて不自由さゝんで。これだけ一寸諭し置こう。さあ/\もう尋ねるやろう/\。一寸尋ねる処話伝えて置こう。よう聞き分けにゃならん。未だ諭し掛けやで。どういう理であるなら、皆々心が困る/\。皆理で心困る。心病んで果たする、身を病んで果たする。事情一時一寸には行かん。夢であったろうというようには行かんなれども、案じる事要らん/\。遠い所へやるという事必ず思うな。何人あったて不自由さゝんで。これだけ一寸諭し置こう。