明治四十年四月七日(陰暦二月二十五日)午前二時半
本部の会計と学校の会計と一つにと申し上げ
何も誰に大層掛けるのやない。皆喜んでするのや。それに、どうであろうこうであろうと、余計にして居るのや。それだけしっかりと皆々に頼んで置くで。
さあ/\すっきり心配の無いようにしてやろう。心配や難儀や苦労、神が始めるか。これから一つ理取ってみよ。何処に不足あるか。そんな事するから、心配や難儀拵える。そこで、よう思やんしてみよ。人をえらい目に合わする神が有るか無いか。人間でもそんな者ありゃしょまい。これすっきり改めてくれ。改めさえすれば、どんな事も案じる事要らん程に。皆々間違うから、皆間違いが出来るのや。そこで、これなあと思うた。このぢばに、世界から鏡やしきと言うて、遠くから成程と寄って来る処、察してみよ。それに、どうしょうこうしょうと取り違いあるから、やしきの中に取り違い出来る。これさえ成程というようにすれば、結構なものであろう。これですっきりしたか/\。
しんどかったな。これでもう楽や。よい。しんどかったな。これでもう楽や。よい。