明治四十年四月四日(陰暦二月二十二日)午後十一時四十分
刻限御話
さあ/\/\/\この間うち、さあ/\長らえて/\十分のこれ話し掛けたる。さあ/\十分の事話し、どうやらこうやら思わくの処、こう言うたであろう。これからはこれ第一。神の話台と言う。何から何まで。この道又長らえての身の障り、一日二日四日五日経てばどうであろう。いかなる者もどうであろう。日々身の処/\一言も述べる事出来ようまい/\。一時の処一寸防ぎ、これもう待つ/\、さあさあ何が防ぎと言う。さあ何から何までの処いつ/\くどう/\話し掛けたる。どうでもこうでも治めてくれにゃならん。一つ心治めるなら自由自在である。これから先の話や。どうでも一つ心治めてくれ。どんな者でも何でも自由である。今夜の話して置くによって、しっかりと皆々心を合わせ。すれば、これからは十分である。さあこれだけ神が頼み置くによって、しっかり聞き取りてくれ。ウーー。