明治三十九年一月十五日
上田ナライト四十三才身上願

さあ/\尋ねる処/\、尋ねるまでやない/\。よう、これ一つ聞き分けにゃならんで。皆々心も一つに成りて、運び切らにゃならん。もう日を何ぼある。日が近づいてある。よう日が数えてみよ/\。何程もあらせん。何から話しょうやら。多分つかえてありてどうもならん。日がつかえて尋ねにゃならんようになるは不思議と言う。身上どう成るこう成る、たゞめん/\思うやない。だん/\日が遅れてならん。今日は気分悪いと言う。今日一日代わろうという日を待ち兼ねて居る。日々運び足らんから、尋ねにゃならん日になりたる。よう聞き分け。たゞ一名暮らしと言うて、すっきり貰い受けたる。一人暮らしさしてある。一人暮らしに不足有るか。不足は無い。今日までの日、今日一日の日も差し支えは無い。なれど、差し支え出来てから、何ぼどう思た処がどうもならん。そんなら、どうしたらよかろうかと言う。こうしたらよかろうかと言う。さあ二十年の間、席一人からこれまで運び来たる。育てにゃ育たん。皆の心から育てにゃならん。いつ/\経ってもこのなりなら、何も言う事は無い。この一つ理聞き分けて、しんばしらに一つ運び、後々繋ぎ無くばならん。繋ぐは理かと、しっかり取り締まりてくれにゃならん。日々放ったらかしではならん。どうにもならん。その日になりてから急いてはならん。道具一つの理、八つ九つまで万事調う。後一つ半端であっては、一つからあゝと言うような事ありては、どうもならん。よう聞き分け。後々という理は未だ余程遠い。身上案じる事要らん。身上から手入れと言う。これまで、どうしてこうしてと思う。一日の日も欠かさんよう、後々どうしょうと思たら、後々頼り無いというさしづ。
押して、教長へ申し上げ、本部員一同相談致しまして、もう一応御願い申しましたら宜しう御座りますか、と願
さあ/\どういう事も尋ねにゃ分からせん。一つ/\、一つ組んだら一つ組む。一つ印したら一つ許す。どういう事したらよかろと、心無くばならん。よう聞き分け。たゞ一つに貰い受け、年限経った一つ理。今まで何のこうのうという。皆々身上すっきり貰い受けたる、身体々々一つ運んで教祖一つ理であろう。これ砕いて運べば、談示一つの理に治まるものである。さあ/\どういう事も尋ねにゃ分からせん。一つ/\、一つ組んだら一つ組む。一つ印したら一つ許す。どういう事したらよかろと、心無くばならん。よう聞き分け。たゞ一つに貰い受け、年限経った一つ理。今まで何のこうのうという。皆々身上すっきり貰い受けたる、身体々々一つ運んで教祖一つ理であろう。これ砕いて運べば、談示一つの理に治まるものである。
しばらくして
さあ/\もう一言々々、今一時こういうさしづあった。どうしょうこうしょう。もう待ち受けたる。年限日は僅かの日柄である。これまで/\、何かじっと治めて置く。二十年祭、これ皆々の処十分満足与えて、それより一つ運ぶと、一つ説いて置こう。さあ/\もう一言々々、今一時こういうさしづあった。どうしょうこうしょう。もう待ち受けたる。年限日は僅かの日柄である。これまで/\、何かじっと治めて置く。二十年祭、これ皆々の処十分満足与えて、それより一つ運ぶと、一つ説いて置こう。

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