明治三十八年十月二十二日
松本伊之助五十五才身上願(兵神分教会役員)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一つ事情尋ねる。事情いかな事であろうかと思う処、日々これはどういう事であろうと思い/\、日は経ってあろ、と日々心であろ。よう聞き分け。事情諭し置こう。よく聞き分けにゃ分かり難ないで。よう思やんしてみよ。めん/\身上で自由ならんと言う。これは日々諭す中の理であろ。これ聞き分け。一時どうではない。なれど大層。よう聞き分けて、こんな事と更々思うやない。前々より長の道すがら尽した理は失おうにも失わらせん。これこんな事では人が何と思うやろ。そこでよう聞き分けて、事情治めてくれ。尽した理は、取ろにも取らゝせん。剥がそにも剥がさらせん。よう聞き分け。こんな事人がなあというは、更に持たず。尽した理は将来末代の理。これ順序聞き分け。身上こんな事ではなあという心持たず、よう聞き分けて、これだけ一つ治めてくれるようと、諭し置こう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です