明治三十七年五月二十二日
山沢為造家を他へ移す願

さあ/\尋ねる処/\、まああちらこちら一寸々々、あちらという。これまでの又所どうでもこうでも所々、何処なりと此処という理は、ここがよかろう。此処と言えば此処、何処と言えば何処、許し置くによって、運ぶがよい。一時の処一つ理があるによって、建家建てゝやってくれ。又、古き建物は付属建物にして、たゞ一箇所ではどうもならん。数々要る。皆々だん/\勇んでやってくれ。勇んでやれば、どんな事情も勇んで来る。又々後が急ぐ。これも一寸にをい掛けて置く。どうなりとこうなりとして、やってくれにゃならん。この理を早く治めてくれるよう。
押して、場所の処はどのへんに建てさして貰うたら宜しう御座りますや願
さあ/\随分建家の処、東々々北寄り。此処がよかろと言えば、此処がよかろ。又、皆々が此処がこうと言えば、一つの理も取り直してやろ。これはどうなりとせんならん理である。さあ/\随分建家の処、東々々北寄り。此処がよかろと言えば、此処がよかろ。又、皆々が此処がこうと言えば、一つの理も取り直してやろ。これはどうなりとせんならん理である。

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