明治二十一年十二月二十九日平野楢蔵の願身の処めん/\尋ねる。身の心速やかという処思やんせ。めん/\の身は、速やかならん。どういう事は、切なみあれば忘れように忘れられまい。そこを思うて、大きな心を持ってせよ。事情の処早く治めてやれ。それ/\皆々繋げ/\。事情は早く/\と。 お気に入りに追加