明治三十四年六月十八日
島村菊太郎準員の処、正員に直すこと願
さあ/\尋ねる事情/\、いかなる事情も前々以て事情諭したる。一つ理早くと思えど/\、一つ自由一時直ぐと/\許す/\。
押して、村田幸助を鍬の芯という事願
さあ/\分からん/\。分からん事尋ねにゃならん。双方を立てゝ尋ねにゃならんで。これ存命の間から鍬の芯とにをいを掛けたる。その日/\の来る。一の芯、百姓の中に一つの道理言えば思やんしてみよ。道具に譬えて度々の理諭しある。どんなも皆道具、又下々と言うて沢山にある。事情々々万事持ち合うて万事出来立つもの。鍬の芯と言えば百姓の芯。道理から言えば一つ話、そこで、つとめという、早くから/\つとめに出してある。なれど、皆々はいかん。又、青年会と言うて楽しんで、そこえ/\見定めて、出来ぬ者にせよとは言わん。そこで、つとめに手を引きてやるは芯の役、と言うて、分からにゃならん。そこで一つ下々の道具と思うな、と一つ心を諭してみよ。どれだけ楽しみが付くか。さあ/\分からん/\。分からん事尋ねにゃならん。双方を立てゝ尋ねにゃならんで。これ存命の間から鍬の芯とにをいを掛けたる。その日/\の来る。一の芯、百姓の中に一つの道理言えば思やんしてみよ。道具に譬えて度々の理諭しある。どんなも皆道具、又下々と言うて沢山にある。事情々々万事持ち合うて万事出来立つもの。鍬の芯と言えば百姓の芯。道理から言えば一つ話、そこで、つとめという、早くから/\つとめに出してある。なれど、皆々はいかん。又、青年会と言うて楽しんで、そこえ/\見定めて、出来ぬ者にせよとは言わん。そこで、つとめに手を引きてやるは芯の役、と言うて、分からにゃならん。そこで一つ下々の道具と思うな、と一つ心を諭してみよ。どれだけ楽しみが付くか。
村田幸助のおさしづの上から、年に二度三度百姓の方より手替わりとしておつとめに出さして頂くよう取り計らいの儀願
さあ/\一寸口が開いた。一寸理分かりた、年二度三度という事情なれど、年に月次祭は数々ありゃせん。二度の処三度満遍に間配りて、さあ/\今日は何人だけ手替わりにしてやれば。誰彼無しには行こうまい。さあ/\一寸口が開いた。一寸理分かりた、年二度三度という事情なれど、年に月次祭は数々ありゃせん。二度の処三度満遍に間配りて、さあ/\今日は何人だけ手替わりにしてやれば。誰彼無しには行こうまい。