明治三十四年四月十六日
一派独立の件に付、内務省へ出願の件に付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ前に事情一つ、どういう事にもこういう事にもよかろうと思う事、早々直ぐにもと言う。じっとならん事ある。又候これも一つ事情、どうせいともこうせいとも言えん。又打ちやって置くにもいかん。又、どれだけ急いたていかん。もう行こうかどうなる、もうどうなりとなりそうなものや。今度は、今日でこれは何ぼの数とも分からん。いろんな物何も数々ある。一寸出す。これはどうもならんなあと言う者もある。今度こそという者多分出来てある/\。この心皆々治め。順序思わにゃならん。こら成るとも成らんとも分からん。満足して一時立ち返るとも、又どういう理に立ち返るとも分からん。時という、旬という、天然という理無くばならん。成ると言うても成らん。又成らんと言うても成る。どんな反対あっても成る。これはこれまであったやろう。精神という理、定めてくれにゃならん。今内務というは一つ道理である。一つ理は大きい理である。これ心の意味に含んで置くがよい。又世上から旬を外さんようというは、これも一つ親切の処に取らにゃならん。二度三度という心は、定めてくれにゃならん。どうでもこうでもという日無くばならん/\。この大望の一つ道、世界鮮やかならんという。前から同じ一つ理に他所は成って、うちは成らん。何でもないものは何でもない。小さいものは直きに成る。大き道。この道理聞き分け。小さき真似しては小そうてならん。今日一日尋ねる心というものは、それ/\の道すがらの理許そ/\。
出願に付捺印の処、六七名の事に願
さあ/\これはもうどうなりと。無うてもそのまゝ、有ってもそのまゝ。これは皆皆の談示の理委せて置こう。道すがらやで/\。さあ/\これはもうどうなりと。無うてもそのまゝ、有ってもそのまゝ。これは皆皆の談示の理委せて置こう。道すがらやで/\。

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