明治二十一年十二月十五日午前十時
松村吉太郎縁談の件伺、(萱振芦田は信者にあらず、吉太郎は信者より貰い受けたく、然れ共両親は是非貰い受けたしと、何分両親の言う事なり、夫婦の縁があるなら貰い受けねばならぬに付、如何に致して宜しきや伺)

さあ/\縁談一条/\のさしづという。一度さしづしてある処、まあ内々談示々々談示、第一怪しと言えば怪しい。銘々の処、急く事も要らん。道の道なら十分という。銘々理を鮮やかに治めば、内々の理も基かねば行くまい。銘々も元の理を早く治めにゃなろまい。

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