明治三十三年十月十日
松岡由清五十九才身上願(東肥支教会)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に一つどうも心得んという理を尋ねる。尋ねるからは、又さしづに及ぶ。身の処悩む。何分間違いであろうと思う処、日々中に、こうして居るのにいかな事やら、夜も思い通し、どういう事でこうなる。何ぼう諭しても、行かん。成らんから、尋ねる。尋ねるからは諭す。さあ/\身の悩むと思うやない、言うやない。なか/\この道は容易で出来たんやない。この思案して見れば、いかな道も通りてよう/\と思う処に、身上悩む。よう聞き分け。半ばでこの難儀でありたら、この道付けられん。どうなりこうなりこの道という。半ばでありたら、この道付けられん。どういう事あるこういう事ある。身上不足ありて、そらたんのう出けやせん。又身上悩み、皆々たんのう出来やせん。なれど、所々遠く所は聞き、近い所は直ぐ世上に皆ある。どうにもこうにもならん難の処から、見分け聞き分け。身の悩みたんのう出けやせん。なれど、たんのうは受け取る。皆世上見比べ/\たんのう。たんのうは直ぐと受け取る。身上不足なりて何のたんのう出けやせんなれど、世上見比べてみて、さあ/\一つ/\積み立て/\/\中に住家して、身上悩む。世上にも思う。そら思うやない。この道の中にも、どんな中もある。世上どんな中もある。皆見分けてやらにゃならん、聞き分けてやらにゃならん。身上悩みじいとこれでと言う。成らん中たんのうしてくれにゃならん。たんのうは直ぐと受け取る。これだけ諭し置こう。
今西見舞に行く事願
さあ/\尋ねる事情/\、そらどちらもこちらも同じ事である。長らえて事情から、又一つたんのうさしてやるがよい。さあ/\尋ねる事情/\、そらどちらもこちらも同じ事である。長らえて事情から、又一つたんのうさしてやるがよい。

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