明治三十三年五月二十八日
山岡元吉三十八才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に一つ理を心得んという理を尋ねる。いかなる事であろうと思う。どういう事であろうと思う処、尋ねる。さあこれまで長い間、日々の処に心に掛け、心に掛け、それ/\集まりて、名称という。一つよう/\の心、一つよう/\治まりて、身上何たると思う。思う順序諭す。よう聞き分けて、皆それ/\順序改めてくれ。どういう事と思う。これまで運び尽しゝた処は、どうなろうと思うゝやない。理は末代の理である程に/\。所に一つ理の治まりというは、末代の理の元という。元は変わらんが元という。これ、よう聞き分けて、たんのうしてくれ。一時どうではない。なれど大層。なれど尽した理は、運んだ理は生涯末代の理に受け取りある。これよう諭して、たんのう/\治まれば、又一寸の理あろ。これ一寸諭し置こう。

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