明治三十三年十月二日
増野いと四十四才身上俄かに大変迫り願

さあ/\尋ねる処/\、さあもう順序々々と言うたる処聞いて居る。いかな事も聞いて居る。なる処一時と言うてなろまい/\。何度々々運びたる。内々なあ/\涙流して、あゝ二三年前になる。内々よう聞き分け。万事理掛かる/\。どのような事も皆諭しようは台である。いかな事も聞き分け。身上何度の処大層々々、もう成っても成らいでも、成っても成らいでもという精神定め。これからという、これから道一条空に立てば、空に立つは、空に一つの理/\。又だん/\幾重事情理という。空に一つ理ありて、下々万事一つ理から集まりたる。空に一つ理は網の引いたるも同じ事。この理聞き分け。成っても成らいでもこれ一つ。あれだけして居らるのに、何故なる/\。皆道くだり道すがら堪えるに堪えられん道通りて、空、心に覚えあるも同じ事。一時尋ねる処成っても成らいでもという精神定め/\。一年一年は百年も同じ事と事情定め。さあ/\もう身上という、成って来てからどうもならん。何処にどういう事あって、成ってからならん。他に方法々々諭しではならん。心あって集まる事出けん。誰それ中にもなあ、一つ道理諭すなら、めん/\から。人の事やない、めん/\掛かりてはならん、と伝てある。これ代々道順序道も同じ事。
順序という処、押して願
さあ/\もうこれどんな事もこんな事も、皆それ/\中にも一人々々理、理集めて所理、皆出てある。又半ばで定めにゃならん。ふわ/\定めた処がふわ/\、一人掛かる処、集まりて掛かりてあろ。これ皆々一つ理集めるよう。早く/\という。さあ/\もうこれどんな事もこんな事も、皆それ/\中にも一人々々理、理集めて所理、皆出てある。又半ばで定めにゃならん。ふわ/\定めた処がふわ/\、一人掛かる処、集まりて掛かりてあろ。これ皆々一つ理集めるよう。早く/\という。

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