明治三十三年九月三日
西村喜之助小人をのぶ身上願

さあ/\尋ねる処/\、さあ小人から事情尋ねる。小人事情尋ねる。尋ねるからは又一つさしづ及ぶ。子供幾人ありても同じ事/\。もう小人の間というは幾人ありても同じ事。よう聞き分け。何かの事も大何小難と言う。大難小難というは、もうどうもならんか知らんと思う。そうやないで。大難小難聞き分け。身上どうや知らんというは、皆可愛い。どうや分からん/\という処から聞き分け。道理から見れば、寄り来る理ある。寄り来る理に元々より前一つ先に立ってすれば、親と言わにゃならん。これ聞き分け。大難小難言葉下だす理聞き分け。救けにゃならん、救からにゃならん。道の中へ理聞き分け。これまで身の障りあった/\。さしづ角目角目から、ほんにそうやと合わせ。小人怖わいようなもの。そうやない。よう聞き分け。大難小難と言えば、どうや知らんと思う。そうやない。道の中真っ直ぐに通りよい。曲り/\遂に案じる心ある。案じてはならん。それ/\遠いやない、近い。近い理見分け聞き分け。数の中小人幾人ありても可愛いが親の理。一寸どうでない。小人大層であれど、一時どうとあろまい。皆寄り来る/\。人は皆、子供のように理を治めてくれにゃなろうまい。

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