明治三十三年六月十四日
永尾よしゑ東京飯倉出張所へ事情のため行かねばならん事情ありますが、本席腹少々御悪う御座りまして心に掛かります、如何に致しましたら宜しきや願
さあ/\尋ねる処/\、まあ/\前々にどういうこういう、ならん中それ/\の中飛び出し、順序あら/\治まり、それから日柄という、一列という、どうという。何でも彼でも、もう一つの心運んでくれるがよい/\。
行く事御許し下されますや
さあ/\まあ、心置き無う行くがよい/\。さあ/\まあ、心置き無う行くがよい/\。
永尾楢次郎宅の神床北へ取り拡げの願
さあ/\尋ねる事情/\、こうしてどうして思う処、なか/\長い年限であろう。どうでも自由出来ん。皆々一つの理持ってくれにゃならん、思い/\年限の経ちたる処、皆んなもたんのうして喜んでくれにゃならん。何百坪何万坪くれたより喜ぶ。席の心楽します。何ぼなりと、思わくにするがよい/\。さあ/\尋ねる事情/\、こうしてどうして思う処、なか/\長い年限であろう。どうでも自由出来ん。皆々一つの理持ってくれにゃならん、思い/\年限の経ちたる処、皆んなもたんのうして喜んでくれにゃならん。何百坪何万坪くれたより喜ぶ。席の心楽します。何ぼなりと、思わくにするがよい/\。