明治二十一年十一月二十日(陰暦十月十七日)
東京より前川菊太郎、増野正兵衞同道にて帰り願
さあ/\いかなる処、話いかなるも待ち兼ねた/\。幾重の道も連れて通る。応法応法一つの道はこれ世界という。又一つの理である。応法の理が世界である。さあさあ皆んな揃うて、真実を定め、皆々言うて通りた日もあった。さあ/\もう一段二段と言う、三段とは言わん。一日の日もならんと思うた日もある。神一条の道はもう一段二段三段とは言わん。銘々楽しみな道、自由自在の道である/\/\。三度とは言わん。