明治三十三年四月三日
上田ナライト運び方に付願(園原上田ナライト運び方に付先方の心聞いてこうという処を聞いて、その上尋ねてまあ一度尋ねとの事に付、先方には家内一同寄せて貰い度く、たとえどんな苦労あるとも結構でありますからとの事でありますが、又後の家屋敷の処如何致しまして宜しきや、先方の御話してありますから、この辺御願いの上の事と申し置きましたが如何と願)

さあ/\尋ねる事情/\、さあだん/\事情々々、長い事情よう/\の日/\。それ何ぼでもどうも仕切りた事情運び難くい/\。だん/\言葉通り浮かましたる浮かましたる。運び掛けたらだん/\運び順序出来にゃならん。成って一つ治まりという。又内々後々どうして置いたらよかろう、こうして置いたらよかろう。治まろまい/\。後が有ったさかいにどう、無いさかいにどうとはない。たゞ治まるが台。そら台。どうはよいこうはよい、又内々一つ心があるによって委せ置こう。どうしたらよい、こうしたらよいと言わん。後々早く取り捌いて運びするがよい。
押して、仰せの通り先き様の心にこうとおっしゃる通りに運ばして貰います
さあ/\心に委せ置こう/\。さあ/\心に委せ置こう/\。

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