明治三十三年三月十六日
山辺郡杣之内山の官林払い下げに付、立木及び地所共本部へ買い入れの願

さあ/\尋ねる処/\、何よの事も尋ねにゃ分からん。何程無う/\理が映る。遠く所、彼是心運び合うてくれにゃならん。又一つ大層々々は受け取れん。大層してはたすけ一条何もならん/\。一つ積んだ、やれ頼もしい。二つ積んだ、やれ頼もしや。三つ一つ三段一つ越せんで。よう聞き分け。そこで、年限天然々々と言う。何よ用いってくれ。これ諭して膝に手を置いて掛かりてくれ。大層受け取れん。三段一つの理が受け取れん。何処から見ても綺麗という。又見苦しいという理は、人に受け取りあっても、天に受け取れん。これ聞き分け。立木一条は、十分運んで急いで買うてくれ。この理天然で成り立ったる。あの立木何程の金を持っても、どうしょうと思うても出けなんだもの。古い事情に諭したる/\。順序という/\。急いで買い取るがよい。

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