明治三十三年一月十一日
鴻田捨菊山下の弟と縁談事情願(並びに鴻田内の東富森へ貸したる所で住居して、こちらへ貰い受けたものか、又向こうへやりまして宜しきや願)
さあ/\どちらこちら尋ねる縁談一条の事情、縁談一条事情尋ねる処、さあ/\まあ道という理から、一つこれまでの道、年限通り勤めたる道理すれば、出たらどう、この理聞き分け。これでなけにゃなろまいという理聞き分けば、理どうこう言わん。こうと言うどうと言う、日々の処あたゑと言う。よく聞き分け。