明治三十二年十一月八日
久保田百太郎四十七才願

さあ/\尋ねる事情/\、身上一条の理を尋ねる。さあ身上これよう事情諭す。万事直ぐ/\伝えてくれ。身上不足いかなると、日々思う。日々これまで尽した理、内々大変悔やしんである。よう聞き分け。一時身上不足なると持たず、皆それ/\世上の理を眺め。道に理があれば、今日までの理。一時大層。大層なれば大層の理を運べ。心をどう成ぁたて構もわん。一つの道という、心より無い。早く一日治めてくれ。心は成っても成らいでも、道というこの理より無い。前々聞いたる。難儀不自由さそうという親が、有るか無いか、聞き分け。

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