明治三十二年一月一日
斉藤はな身上願

さあ/\尋ねる事情/\にも、だん/\一つ/\理ある。尋ねば、一つさしづしよう。一年と思えば一年、二年と思えば二年。いつ/\同じ一つの心なら一つ通り、この理からさしづしよう。よう聞き分け。一年の内は一年、同じ順序一つの理。中に身上とんとどうもならん。よう聞き分け。内々一つ事情入り人一つ事情、この事情何でこの事情、よう聞き分け。どんな者も分かる。このさしづ、この道たすけが台。成らんもの救けるは台やと、居る人身上不足出る。成らんと思う。なか/\順序よう聞き分け。万事理に留まる。一軒の理やない。又諭す理にもなる。皆救け合い、そこで鮮やか成る。入り人入れて、内何人、家内何人ある、同じ理、入り人一つ間に合わんという理は無い/\。内々澄めば他人一つ鮮やか。さしづよう聞き分け。ほんに結構。世上はなか/\そうやない。きついも/\。この理聞き分け。この元という、一つ知らし置く。この順序取れば、内々事情にもなる。又道の順序にもなる。これよう聞き分け。

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