明治二十一年十月二十日(陰暦九月十六日)
陰暦九月三四日頃より山田伊八郎母たか身上障りあり、身上障る前々より井戸水濁りたり、澄んだり、或は鶏夜鳴き等の御知らせありしに付伺
さあ/\尋ねる処/\、さあ/\身上に一つの不足ある。めん/\不思議一つの理を尋ね出る/\。諭しするから生涯一つ忘れんよう。尋ねるから諭す処、内々家内の内には、身上に不足ある。さあ/\どういう事、又々内々に身上不思議ある、又一つ不思議ある。さあ/\内々いつ/\までやない/\。さあ/\一寸理を諭しよう。先ず/\大切々々、先ず/\の処は、一日の仕舞すうきりと/\/\/\。