明治三十二年十月十八日
増野正兵衞日本橋分教会へ去る十三日御許しを戴き内々事情を治めて行くようとの儀に付、あらまし治め方運びのため本日より出張御許し願

さあ/\尋ねる事情/\、前々事情一つ一時万事の処、あれもこれもそもそも/\ならん事情、あら/\こう、内もこう治まる理、皆々の中へ諭せ。中にこういう事もあったと皆々の理にも諭せ。ならん/\の理から、又一つ/\分かり二つ分かり、何かの事も分かればよう/\の理。どんな事でもこんな事でもさしづに違わんで。皆治まる。道に理がありゃこそ治まる。どんな事でも善い事が善いに立たず、悪い事が悪いに立たず。一時今日の理はこれで筆を納める。尋ねる処あちらも治め、こちらも治め、又諭さにゃならん理もある。心に掛けず運んでくれるがよい。

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