明治三十二年七月十二日
中台おちよ流産後悪しく願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\尋ねる事情には大いな事情である/\。妊娠という順序尋ねる事情は分かろまい/\。分からんから一つ尋ねるからさしづ及ぶ。よう聞き分けて心定まれば身上鮮やか。よう聞き分け。第一所という、理という、中に道に住む処聞き分け。よう思やんしてみよ。皆それ/\の心の中に居る。道の中に居れば、めん/\一つ寄り来る処、寄り来る理めん/\も察して、これまで分からん身上悩み有って楽しみあろまい。一つどうやなあ、又候よう聞き分け。人間かりもの第一思やん。理成ろう言うて成るものやない、成ろまいと言うて成って来る。この理に留まる。後々妊娠早く、この道誠一時留まれば身も留まる、とさしづして置こう。

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