明治三十二年六月十一日
西浦弥平身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも余儀無く事情尋ねるやろう。前々よりもさあ一日も早くと言う。一つ/\の理を諭したる。よう聞いて理を治めてくれにゃならんで。どういうものやろう、何でやろうと日々思うやろうなれど、順序聞き分けてくれ。身上という、何箇年前よりどうでもこうでも思うて今日の日、一時の処内々にもどうなろうと思う。又々と思うやろう。古い事情に為す事情いんねん、これ一時分かろうまい。だん/\心運び尽す処は、十分受け取りてある。よう/\十分の理に治まりて、さあこれからと言う。どうも頼り無きと思う、よう聞き分け。一代と思えば頼り無い。理は末代やで。よう心に治めてくれ。一つ諭すにも余程事情、内々もしっかり心定めてくれ。油断どころや無い。いんねん事情為す事情、いんねん事情これ聞き分けてくれ。一時ではない。なれど、余程大層とも言う。さあ/\ならん時の互いと言う。早く/\。
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さあ/\まあ/\どうでもこうでも、世界分からんから、十分の理を運んで治めるよう。さあ/\まあ/\どうでもこうでも、世界分からんから、十分の理を運んで治めるよう。

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