明治三十二年三月二日
梶本ミキヱ十七才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上にどうも一時見ればどうも何たるという。一つ理、よう聞き分けにゃ分かり難ないで。どういう事もこういう事も、皆身上という理から諭す。諭せば聞きよう取りようで、ころりと間違う。さしづ通り何の間違う事あろうか。皆子供々々、あちらへ出すこちらへ出す/\。よう聞き分け。何処へ彼処へ、おうこして、どうなりとこうなりと、何処にもなあ彼処にもなあ、思う心違うでなあ。大抵々々、その上/\、何ぼあったて/\、あかせん/\。どのくらいどうしょうと言うて成らん処聞き分け。深い処要らん。皆一通りあれば、十分その心持ってこれからさしづの理に基づくと定め。さしづに基づいて行けば、何処に不自由あろうか。不自由は無い。皆いんねん以て順序理がある。この理聞き分け。案じる事要らん。そこでさしづ通り/\。理の無い者に有ると言わんで。さあ案じる事要らん。

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