明治三十一年九月十六日
井上長三妻ハル三十七才父土生忠二七十二才伺(中津支教会)
さあ/\尋ねる中に、又事情として見る処、何と思う。日々であろ。日々の心取り直さにゃならん。一つの理、道のため人のため、順序日々通り、内々こんな事でなあ、一寸思えば、そうじゃ、成るもいんねん。よう聞き分け。いんねんと言うて了えばそれ切りのもの。今一時成る処、心いつにたっても同し事。為す理を聞き分け。教会や支教会や。重なる一つの理である。寄り来る役員や/\ありゃこそ、一つの理を相持ちと言う。散乱の心を治まり、よう聞き取って、早くの心を治めてくれ。