明治三十一年九月十五日
津田清太郎出直し後心得伺(山東出張所担任津田清太郎二十八才、福知山支教会新築工事に監督致し度く候処出直し致せしに付、一同心得まで願)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情、普請順序皆勇んだ理。中にいかな理である。勇む中いずむ。おゝいの外じゃなあ。一つ改め。かく/\余儀無く事情通り、だん/\事情運んで重なる、十分の理にある。こういう事である。又思う。思うやない。是非無く、よう/\の道を将来理を通ったも同じ事。後々一つの楽しみ持たさにゃならん。順序尋ねる処、あんな中どういう。世上一つの理を見れば、弱いなあ、ころっと違うで/\。この道に添うて通れば、末代の理に寄せてやるがよい。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です