明治三十一年七月十七日
奥村忠七小人おしか身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\小人子供という、さあ身の処どうも心得ん。又一つもうよかろか/\思う中に、事情万事事情話し置く。よう聞き分け。これまで分かり有って分かり無い。夫婦中一人どういうものである。改めて小人の理、心一つの理によって同じ一つの理/\。小人の理身の障り、こうはどういう事である。いんねん/\もていんねん事情、事情もて為す事情、夫婦為すいんねん身の処一時どうとも無い。成るもいんねん、成ろまいと思うても成って来ればいんねんという。聞き取って、身上一日一時どうとは無い。よく聞き分け/\。