明治三十一年七月四日
高岡和輔五十一才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に事情尋ねる事情いかな事であろどうゆ事であろ。一つさしづ貰たらどうゆ事であろと思う処、日々事情尋ねるから事情のさしづする/\。理が無くばどうもならん。日々運んで重々運んであればこそ、日々の事情。見れば事情の理有るか無いか。日々人に会う。身上どうなろうと言う。人というは、これまで長らえて道長らえて事情及ぶ。運ぶ中に身上、身事情どうと思う。思うは一寸理。一寸理よう聞き分けて、聞き直し取り直し、一つさしづする/\。これまで一日の日以て今日の道すがら/\。身上障りあってどうと持たず、よう聞き分けにゃ分かり難ない。内々も事情なら世界諭す事情、いんねん諭す。為す事この理聞き分け。日々所々話する。所々集まるは、日々一つすれば事情、又一つすれば事情、多く中に、取り扱う中に、諭す中にも又日々中にもある。一つさしづ理は、いかな理も違うさしづはせん。なれど、取りよで違う。事情最初一日の理将来という。これより綺麗な理は無い。これ万事聞かして、一寸暫く、又暫くと言う。