明治二十一年九月二十四日
平野楢蔵の願

さあ/\身上に一つの事情ある。さあ/\どういう事であろう。さあ/\身上に一つの事情、さあ/\前々に一つ知らしたる処、さあ/\前々の事情を以て尋ねるなら知らそ。さあ/\前々に知らした処の理を治めて居れば、身上に一つの理はあろまい。さあ/\前々一つさあ/\十分であろう。さあ/\前々治まる/\は一つの理である。さあ/\さあ/\よう聞き分けねばならんで。これはこうしようと思えども、思う通りに成らんは一つの理。さあ/\身上に理が出てから尋ねた処が、どうもならん/\。事情無い先に尋ねやならん。さあ/\十分であろう。さあ/\何も大儀大層はさすやない、するやない/\。さあ/\これはさあ/\これだけの理、さあ/\先ず/\皆んな寄りようて、皆んなやれ/\頼もしいや嬉しいや、という心は、皆々一同の心を皆んな受け取る/\。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です