明治三十一年十月十九日
桝井きく七十四才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上事情尋ねる事情、人一つの事情は何も思う事無い思う事ない。よう一つ事情身上から事情一つ尋ねる。さあ/\一時どうという事無い。年が取り一時どうという事、身上事情がなってから内々心得んと言うまでの理。親という、もう一人の親という理は大切。さあ/\順序話すによって、よう聞き分けねばならん。さあ/\親という、二代なる子というを、前々から一つ、どうやこうや楽しんで居る。よいか、一日なりとも休息場へ出て楽しますがよい。二代一つの理と初め順序の理を、夫々皆々の中こうと治まる。ほんにそうやという親大切なる理である。この順序の台の順序の理をよく聞き分けねばならん。この一つの事情よく聞き分け。一つの理楽しまする。又中にも二代一つの勤め方は、さあ/\どういう者、こういう者も一つ、どうと変わる事は無い。心得の理と諭し置こう。