明治三十一年十月一日
前日刻限のおさしづに付、本部員々々々事情押して願

さあ/\本部員というは、世上の理を言う。内心一つ、神一条の理、神の理から一つの理戴かにゃならん。これまでの処、幾重の日も、どうもならぬ事情もある。越すに越されん一時順序。名を変える。事情通りて事情鮮やかと言えん。それ/\の日、それは順序の理、世上の道に一つの理、大いの理、遅く早く、前と遅いと見分けてくれにゃならん。前と遅いと間違う。今一時諭し出してある。この順序、お前も一尺なら、わしも一尺、一尺通りなら同じ事じゃなあ。長い短い。誰に来いと言うて又道じゃなし、神のさしづ/\に高い低い、この理むさくろしい。順序の日を知らす事出けんまでや。一日かと思えば二日、二日と思えば三日、何でそんな楽しみの日を一日送り遅らす。どれだけやりたいと言うて、今日から、あの者賢い弁が達者と言うても、今日の日この采配出けやせん。年限の種があって理という。何名の本部員増えた。あれも一尺やら三寸やら五寸やら分からせん。一尺の者は前から一尺。ほんにそうであったかいなあ、めん/\違うてあった。互い/\親切の理を運べば、席は十分勇んで、席一日の日も休ます事はない。席が休むやない。席を休まさすのや。何ぼう言うても聞き分け出けん。幾日休む。世上聞いて合点行かん。何であろうという。あれ潰そうか、倒かそうか、人間寄り合うて分からず、十日二十日休ます。席が始まらん。悪風の手伝いして居るようなものである。
押して、農行役も一しょですか
さあ/\そういう処、心運んではどうもならん。今日蒔いて、今日よふぼくに成るか。世上から賢い者や、弁者と言うても、雇い入れる事出来んから、よう聞き分け。どうも日々処である。それなら、上も無い下も無い。上下中の区域無くては分からん。一尺やら一寸やら分からんようではどうもならん。道具々々、日々使う道具、大切なる道具もあれば価たんと出した道具もある。種を蒔いたる年限からよふぼくという。さそうと言うて出来るものやない。しようと言うてさせるものやない。一時どんな事も出来るものやない。この順序しっかり聞き分けてくれ。さあ/\そういう処、心運んではどうもならん。今日蒔いて、今日よふぼくに成るか。世上から賢い者や、弁者と言うても、雇い入れる事出来んから、よう聞き分け。どうも日々処である。それなら、上も無い下も無い。上下中の区域無くては分からん。一尺やら一寸やら分からんようではどうもならん。道具々々、日々使う道具、大切なる道具もあれば価たんと出した道具もある。種を蒔いたる年限からよふぼくという。さそうと言うて出来るものやない。しようと言うてさせるものやない。一時どんな事も出来るものやない。この順序しっかり聞き分けてくれ。
押して
さあ/\あら/\の処、あら/\の決まりでよい。本部員と言うたる。教会の理、神一条の理とは言えん。世界の理、その中へ本部員数この一つの理鮮やか分からにゃならん。それ/\中という、埋もれたる者、新しいと思うたら、ころっと違う。道の理話し合うて、互い/\出来るか出来んか、皆んなこれだけ何ぼ言うてもどうもならん。とんとどうもならん。これまでの処、見分けてくれよ聞き分けてくれよ、と言うてあっても、聞き分けくれん。働く者清水なら、神が働く事出来よう。
さあ/\あら/\尽した者出してある/\。昨年以来出してある。区域の理計るよう、区域の理程むさくろしい理は無い。言うても/\分かり難ない。どうもならん。幾名何人、三四人して治め来た。万事の処、留め置きたる帳を消して、始め掛けてくれ。改めて順序改めてくれ、とさしづしよう。

押して、政甚の件
さあ/\尋ねる処/\、政甚、あれは皆内の中にどうしてこうして、あれは順序までのもの、あれだけのもの。先になったら分かる/\。思うようあれば、仕切ってどうこうこれは要らん。若いから精出して用をさせるがよい。今直ぐ何役と言うて名を付けるやない。前々こうと言うて居る処、何役取らいでもだんない。尋ねる順序分からねば何遍も同じ事、今日ひそかのさしづで筆に取らして貰うた。これも違うた。席順、席何時なりとさあと言うたらよしと言う。何とも言うやしょまい。何処に遊びに行こう、彼処へ行こうと言うやしょまい。結構に暮らして居れば、気儘に暮らしたいものや。これを聞き分けたら分かるであろ。高い低い早い遅いの理分かりたか。高い低い長い短い、この理分からねば同じ事、高い低い一寸未だ/\分かり難くい。今日入りた、昨日入りた。争う理が高い低い区域分からねば、何遍も同じ事、こうがありゃこそ、それ/\身の障りから尋ねる。こうなる/\、もうならん処、心を定めて追々救けて貰た。何人あるやら知れん。この理よう取らねば分からん。
さあ/\本部員という、一つの理、あら/\の理、これまで理通り来たる。本部員の中でも人間心おいらがこうと言うたらこう。相談の理、いろ/\都合、後一つ埋もれた者引き出し、埋もれてある者、新しい者は無い。取り扱い振りは同じ理分かってあろ。遠い所の道を歩んで下され。十分取り扱わにゃならん。理は一つ、同じ事といえど、詰まる理同じ事。あちらこちら、どうも何人に聞いても同じ、一つの理に諭さにゃならん。日々運ぶ処、誰それこの理これだけ。又新しい者は入れてない。古い者も同じ事。一尺と一尺なら、隔てというは更に出来ようまい。

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