明治三十一年九月十六日
山田作治郎長女ゆきの十才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情どうも心得んであろう。何度の事情々々よらず、何度尋ねように出越して中に、これは頼り、これはなあ、成るよ/\理で一つ成るよ/\理というは、外々の理は無い。元々一つ順序一つの心という。日々尽す処は受け取る。どんな処も怪しい。皆安心じゃなあ。受け取る理が有るか無いか聞き分け。一時尋ねる処案じるやろう。いつ/\たゞ/\元々心一つ、このぢば一つ、めん/\治めた理は末代。この順序聞き分け。他に順序の理は無い程に。

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