明治三十一年八月四日
寺田半兵衞五十九才身上願

さあ/\だん/\尋ねる事情/\、前々よりもどうもこれ心得んという。他にもどうであろう。一日の日は大変事情なれど、順序追うて話を伝え。一時じっと事情一時堪えられんという事は無い。なれど、心安心ならんという。尋ねるから、第一事情から一日の日を以て順序の理諭そう。一時楽しみ/\、一つの理を楽しみ中に、事情大抵やない。だん/\の理を以て伝えたる。若きがこうなり又こうなり、堪えられんは理であるなれど、よう聞き分け。順という、為す事情の理、一時は思い開く事は出けん。心に理が治まりあればこそ、今日までという。若き続く事情、取次より伝えてくれにゃならん。順序は前々それ/\運び、なれど、一時順序は一寸治まりた。なれど、重々の理に遅れてある。ほんのそのまゝ、この治まった理から、一寸そこで順序諭さにゃならん。前々楽しんだ理明らか楽しみ無い。長い楽しみも僅かの楽しみも、楽しみは無けりゃならん。さあ/\今日よりしっかり諭さにゃならん。しっかり諭してくれ。
押して、本部員に引き上げの願
さあ/\楽しんだ理、どうでもこうでも、皆んな一つの心に治めてやってくれ。さあ/\楽しんだ理、どうでもこうでも、皆んな一つの心に治めてやってくれ。

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