明治三十一年八月二日
園原村西浦弥平五十五才身上に付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\身上に心得ん/\。日々の処言わず語らず、事情まあどう尋ねようか、明日尋ねようか思う。順序遅れたる。もう何でも彼でも一日尋ねる処、万事の処順序諭し置く。所へ一つあちら一つ、順序始め掛けたる。内内思い掛け無き日を見て通りたる。又後々どうであろ、思うた日事情変わる/\。よう聞き分け。めん/\にも心に心得ん事情から尋ねた。こういうさしづあったと、内々理に治めてくれ/\。どう思うたてこう思うたて、成る理これが一つ理。成らん理は成らん。これが一つ。いつ/\同じ心内々順序治め。又年の取れたる人体予期せん事情言うまで。そこで、これから身上不足ありてどうしょう、めん/\分かりてあって、内用いる事、心控えてる/\。道理聞く。持ち入ろうと言うて、入らるものやない。入ろうまいと言うても、入らにゃならん。道は長い年限容易でならん。今日事情諭し置こう。取次筆をしっかり/\取りて、それより同格同体、一つ理を結んでやってくれるよう。
押して、これより事情直ぐに運ばして貰いますと
さあ/\もうこれよりはもう早く、万事聞いた否や順序運び、日を送り/\尋ねる。まあ運んでやる者皆んな親切、こゝにあるこの事、順序動いてくれねば仕様が無い、というような事ではならん。事情日々諭したるも同じ事。よう聞き取ってくれるよう。さあ/\もうこれよりはもう早く、万事聞いた否や順序運び、日を送り/\尋ねる。まあ運んでやる者皆んな親切、こゝにあるこの事、順序動いてくれねば仕様が無い、というような事ではならん。事情日々諭したるも同じ事。よう聞き取ってくれるよう。