明治三十一年七月二十三日
井筒たね七箇月にて死産後心得の事情願

さあ/\尋ねる処/\、さあいかなるも心得ん。どういう事情どういう事、心得ん事情尋ねるであろう。尋ねば諭して置こう。よう/\の楽しみ心治まって、どういう事であろう。身上に掛かる処の理、さあ身上に掛かる不思議どういう事であったなあ。これは何ぞ知らせであろう。先々心一つ/\思う。これは思わんにゃならん。体内楽しみ/\ならん。皆それ/\これまでどういう日も、月々年々どういう事もあろう。年限の中いろ/\先々所々国々、それ/\の理もある。どれだけ財産あろうが、心々どうこうや治まりの理煩わし、楽しみならん中から世上治まってある。あちらどうや、こちらどうや、一年の日作る。作難の年もあれば、今年豊作もある。遙か通り通して道さえ広めた。一季修理肥やしも出来作り上げ、年の集約出来にゃならん。一人二人三人でない、五人やない。皆運び戻る。それ役目取り立て役、元の修理肥足らんから十分実がのらん。修理肥やし足らんと言えば、物を以てと思う心を繋ぐたんのう。嬉しい働けば神は守る、という。よく聞き取ってくれ。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です