明治三十一年七月十四日
山名分教会入社祭毎月陽暦二十日、説教日午前に勤め度きに付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\皆んな中という、多くという、多く治めるという。多く事情願、事情は一時に許し置こう/\。たゞ一言話順序毎夜々々、身の障り順序尋ねる事情、よう聞き分け。長い道筋、長い間なら良い日もあれば、又中になあという日もある。又中に説という理/\心得てくれ。説という理は無い。説は世界事情思い違いも取り違い、時々無いとも言われん。これまで指を数えてみよ。余程年限々々々々、最初聞き分けるなら、成程という理から、順序変わらんよう。中にどういう理ある、こういう理ある。取り損いありては、めん/\これまで通りた理薄くなる。気の毒や。そこで何人あれど神の道具、道具揃たらどんな事でも出ける。変わりた道具/\、そら間に合わん/\。道具揃たら、十分し良うて楽に上がる/\。そら、具合悪い/\と言うて、日経ぁてはならん。日の経たん先からよう聞き分け。指を数えて年限忘れんよう。子供身の障り、又めん/\変な処で身の障り聞き分け。定めたら直ぐに速やかなるは障り、よう聞き分けにゃならん。しいかり聞き取れ。

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