明治三十一年六月二十七日
諸井たま身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上に心得んという事情尋ねる。だん/\身上あちら変わり、こちら変わり、変わり/\の事情、同じ兄弟一つ事情、身の処事情だん/\障り/\という。よう聞き分け。理を話するならば、心にほんにと治まりたら、身上事情無きものであるで。よう聞き分けて、親に諭してくれ。親に諭してくれと言うは、どういう理を諭すなら、親から道、後子供々々、子供見て親という理。よう聞き分け。前々よりも何年以前々々、以前年を数えてみよ。その時何でもという理ありて、今日の日なれど、だん/\中に取りようで理軽い、取りようで理は重い。元より理なら元よりの事情。元にどんな理あれば、どんな中でも道の理は曇り無い。なれど、心理によって曇る理を諭して、ほんに取り違いというは、十分これだけ諭して置くによって、親に事情々々親に事情諭してくれ。

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