明治二十一年九月十六日
平野楢蔵願

さあ/\いかなる事情/\、さあ/\ようこれたすけ一条の道や。いかなる道もあろう。いかなるも聞き分け。自由自在をして見せよ。めん/\身の身と理で誠無けらなろまえ。見にゃ見ん/\という処、洗い取れ。皆のためや/\。一つの順々の道をさらえとのさしづして置こう。
平野楢蔵願
さあ/\応法の道、世界の道、人の道出越す処、道のため心置き無う出ようとさしづなり。さあ/\応法の道、世界の道、人の道出越す処、道のため心置き無う出ようとさしづなり。

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