明治二十一年九月五日
上田民蔵小人身上障りに付願
さあ/\尋ねる処/\、尋ねにゃなろうまい。理を聞き分けにゃなろうまい。だんだん道を尽せば、受け取らにゃならん。小人の処一寸にどんならん。余程一つの事情よく聞き分けよ。救けにゃならん。さあ/\救からにゃならん理をよく聞け。幾名何名ありても、今一時の処案じもあろう。内々日々尽す、これだけ尽す中にと、一つ/\先ず/\真実一つ、内々一つ、世上見てたんのうと定めば、この理を分かるであろうと、よく/\数々聞いて発散せねばなろうまい。