明治三十年九月二十七日
寺田松太郎妻鶴事情願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも前々事情と言い、又々余儀無く事情尋ねる。どうも後々一つ事情、前々のさしづ事情又一時事情、又候と思うやろう。さあ/\一時急いで/\一つ事情、前々遠い所の理を以て、歩び通いの理を見て、一時運びと言う。遠いと思えど何も遠いやない。身に迫るから一時どうなろうと思うやろう。心に曇り晴れんやろう。さあ/\一時尋ねる処、早く/\一つ事情々々。

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