明治三十年四月四日
東保太郎妻いさ三十九才目の願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に事情いかなる処であろう、と思う一つ事情、堪えられん思う事情尋ねる。いかなるも聞き分け。どういう事聞き分けるなら、めん/\の理で十分の理は聞いて居る。一寸事情あれば、これは些かの理に持たず、案じる事は要らん、案じてはならん。所々どういう理もある。一つの理は思わんよう。事情は心に一つの理を聞き分け。何処にどうするか。今日身上すっきり。めんめん事情にても、案じる事は要らんで。

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