明治三十年十二月二十五日
清水与之助咳に付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ、身上どうも一つ心得ん/\思う処、さあ/\尋ねる事情/\、幾重一つ尋ねに変わりたさしづ無く、身上どうでも鮮やかならん。何が間違う。こうであろう、どういう事であろう。心の理は思うまで。一つ理、道の道理は一つ/\、万事の理は一つ、思う理は一つ。事情万事掛かるやろ。銘々こうと心運ばにゃならん。万事一つの理ある。この一つの理の中の理であって、この一つの事情諭し置こう。この一つの理、何でも彼でも用いらにゃならん/\。なれど、どうと心を持つな/\。事情はさしづ通り凭れ付け/\。万事諭し置こう。よう聞き分けて、三才童児という心を以て道治め。たゞ一つしかあらせんで。身上どうという心要らんで。よく聞き取れ/\。

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