明治三十年十二月二十四日
山沢由松二十六才身上伺(十一月十八日より大熱病に罹り)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時身上がどうも、身上心得ん。いかな事であろうと思う処尋ねる。尋ねば一つ諭し置こう。身上の処、大層である。大層は大層の心を持って早く伝えて、どうでもこうでもというは、一寸事情早く差し掛かる。どうなったと思う処、これまで年々の処、道のため、運び掛けたる処、心の理は受け取るなれど、一時身上大層なれど、よく聞き分けて、一時事情これから先長く持って事情、あちらへこちらへこれから向こなあと思う処、日々であろう。そこで成べく持って救けるという。事情運んで早く事情/\。

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