明治二十年一月十三日(陰暦十二月二十日)
教祖御話

さあ/\いかなる処、尋ねる処、分かり無くば知らそう。しっかり/\聞き分け。これ/\よう聞き分け。もうならん/\。前以て伝えてある。難しい事を言い掛ける。一つの事に取って思やんせよ。一時の処どういう事情も聞き分け。
押して、真之亮より「前以て伝えあると仰せあるは、つとめの事で御座りますか。つとめ致すには難しい事情も御座ります。」と申し上げられると、
さあ/\今一時に運んで難しいであろう。難しいというは真に治まる。長う/\長う四十九年以前から何も分からん。難しい事があるものか。さあ/\今一時に運んで難しいであろう。難しいというは真に治まる。長う/\長う四十九年以前から何も分からん。難しい事があるものか。
真之亮より答「法律がある故、つとめ致すにも、難しゅう御座ります。」と
さあ/\答うる処、それ答うる処の事情、四十九年以前より誠という思案があろう、実という処があろう。事情分かりが有るのか無いのか。さあ/\答うる処、それ答うる処の事情、四十九年以前より誠という思案があろう、実という処があろう。事情分かりが有るのか無いのか。
真之亮より「神様の仰せと、国の掟と、両方の道の立つようにおさしづを願います。」
分からんであるまい。元々よりだん/\の道すがら。さあ/\今一時に通る処、どうでもこうでも仕切る事情いかん。たゞ一時ならん/\。さあ今という/\前の道を運ぶと一時々々。分からんであるまい。元々よりだん/\の道すがら。さあ/\今一時に通る処、どうでもこうでも仕切る事情いかん。たゞ一時ならん/\。さあ今という/\前の道を運ぶと一時々々。
真之亮「毎夜おつとめの稽古致しまして、しいかり手の揃うまで猶予をお願い致します。」
さあ/\一度の話を聞いて、きっと定め置かねばならん。又々の道がある。一つの道もいかなる処も聞き分けて。たゞ止めるはいかん。順序の道/\。さあ/\一度の話を聞いて、きっと定め置かねばならん。又々の道がある。一つの道もいかなる処も聞き分けて。たゞ止めるはいかん。順序の道/\。
真之亮「講習所を立て、一時の処つとめの出来るように、さして貰いとう御座ります。」
安心が出けんとならば、先ず今の処を、談示々々という処、さあ今と言う、今と言うたら今、抜き差しならぬで。承知か。安心が出けんとならば、先ず今の処を、談示々々という処、さあ今と言う、今と言うたら今、抜き差しならぬで。承知か。
真之亮「つとめ/\と御急き込み下されますが、たゞ今の教祖の御障りは、人衆定めで御座りましようか、どうでも本づとめ致さねばならんで御座りますか。」
さあ/\それ/\の処、心定めの人衆定め。事情無ければ心が定まらん。胸次第心次第。心の得心出来るまでは尋ねるがよい。降りたと言うたら退かんで。さあ/\それ/\の処、心定めの人衆定め。事情無ければ心が定まらん。胸次第心次第。心の得心出来るまでは尋ねるがよい。降りたと言うたら退かんで。
押して願(明け方教祖御身上に付願)
さあ/\いかなる事情。尋ねる事情も、分かり無くば知らそ。しっかり聞き分け。これ/\よう聞き分け。もうならん/\/\。難しい事を言い掛ける。一つ心に取って思やんせ。一時の事情、どういう事情を聞き分け。長らく四十九年以前、何も分からん中に通り来た。今日の日は、世界々々成るよう。さあ/\いかなる事情。尋ねる事情も、分かり無くば知らそ。しっかり聞き分け。これ/\よう聞き分け。もうならん/\/\。難しい事を言い掛ける。一つ心に取って思やんせ。一時の事情、どういう事情を聞き分け。長らく四十九年以前、何も分からん中に通り来た。今日の日は、世界々々成るよう。
引続きて真之亮より「教会本部をお許し下された上は、いかようにも神様の仰せ通り致します。」
さあ/\事情無くして一時定め出来難ない。さあ一時今それ/\、この三名の処で、きっと定め置かねばならん。何か願う処に委せ置く。必ず忘れぬようにせよ。
(三名とは真之亮及前川、梶本両人の事なり)

真之亮「有難う御座ります。」と
さあ/\一時今から今という心、三名の心しいかりと心合わせて返答せよ。さあ/\一時今から今という心、三名の心しいかりと心合わせて返答せよ。
引続き真之亮「このやしきに道具雛型の魂生れてあるとの仰せ、このやしきをさして此世界始まりのぢば故天降り、無い人間無い世界拵え下されたとの仰せ、上も我々も同様の魂との仰せ、右三箇条のお尋ねあれば、我々何んと答えて宜しう御座りましようや、これに差支えます。人間は法律にさからう事はかないません。」
さあ/\月日がありてこの世界あり、世界ありてそれ/\あり、それ/\ありて身の内あり、身の内ありて律あり、律ありても心定めが第一やで。さあ/\月日がありてこの世界あり、世界ありてそれ/\あり、それ/\ありて身の内あり、身の内ありて律あり、律ありても心定めが第一やで。
続きて真之亮「我々身の内は承知仕りましたが、教祖の御身の上を心配仕ります。さあという時は如何なる御利益も下されましようか。」
さあ/\実があれば実があるで。実と言えば知ろまい。真実というは火、水、風。さあ/\実があれば実があるで。実と言えば知ろまい。真実というは火、水、風。
押して願
さあ/\実を買うのやで。価を以て実を買うのやで。さあ/\実を買うのやで。価を以て実を買うのやで。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です